サステナブルとは「持続可能な発展」を意味し、そのためには①自然環境の持続可能性、②人間社会の持続可能性、③経済環境の持続可能性を高める取り組みが必要とされています。
季節労働者による酒造りから、正社員による酒造りへと転換。地元人材を雇用し地域に貢献します。
日本酒は米、麹、酵母、水のみによって造られています。良質な米、清浄な水や空気、四季の移ろいといった、自然環境の恩恵の上に成り立っています。また、従業員をはじめ、米農家や酒造機器メーカー、発酵学の研究者など酒造りに関わる多くの皆さまによって支えられています。そして、日本酒を愛してくださる世界中のユーザー様に「開運」をお届けするために、国内外での販売・流通に関わるシステムの維持発展が欠かせません。
洗米時の排水などを大型浄化槽に集め微生物により浄化処理。蔵周辺の環境保全に取り組んでいます。
土井酒造場では10年以上前から太陽光発電パネルの敷設や、大型の浄化槽設備による排水の100%処理を実施し、環境への負荷をできる限り低減しています。また季節労働者による製造から地元雇用への切り替えや、労働条件の変化への対応など地域社会への貢献を今後も進めて参ります。そして、国内市場だけでなく広く海外市場へのアプローチを積極的に行い、海外の日本酒ユーザー、開運ファンの皆さまに安定して当社製品をお届けできるよう努力して参ります。
早い時期から冷蔵倉庫の屋根全面に太陽光パネルを敷設。再生可能エネルギー利用に取り組んでいます。
こうした取り組みに加え、150周年を機に冷蔵倉庫を新築し、その冷蔵倉庫を有効活用した新しい商品などの開発にも取り組んでいます。これからも土井酒造場の持続可能な発展を維持すべく、守るべきものは守り、変革すべきは変革し、挑戦すべきは挑戦をいとわず、様々に取り組んで参ります。